こんにちは。
昨日の夜、たまたまインターネットで手製本について調べていたら、
ちょうど昨日入荷したツヴィリンゲの寺園直子さんの情報がたくさん出てきて、
すっかり寺園さんに夢中。
昨日はスラスラ読めなかった「ツヴィリンゲ」という単語も今日はスラスラ読めます(笑)
「ツヴィリンゲ(Zwillinge)」は、ドイツ語で「ふたご」を意味し、
ふたごの姉妹、寺園直子さんと森住香さんのユニット名です。
姉の寺園直子さんは、かつてドイツへ留学し、手製本の技術を学び、
製本以外の文房具の製作も手がけたり、使用する紙自体を染めたりする中で、
「クライスター・パピア」という紙に出会います。
「クライスター」は糊、「パピア」は紙という意味です。
正麩糊を鍋で煮て、絵の具を混ぜて色糊を作り、紙にその色糊をのせ、
筆やスタンプ、ローラー、指や爪等色々な道具を使いわけながら、模様を描きます。
偶発的な色の混じり合いや道具の使い方の強弱などによって
一枚ごとに違う美しさが生み出されます。
一枚一枚丁寧な手作業で染められた紙、それが「クライスター・パピア」。
今回入荷したのは、そのクライスター・パピアの雰囲気を手軽に楽しんでいただけるようにと作られたプリントペーパーの包装紙と折り紙です。
透かしのストライプとレース模様の混じり合いが美しいろう引きの簀目(すのめ)紙。
ツヴィリンゲ ろう引きの簀目紙の包装紙 10枚セット ¥1,050
裏面が茶色いリバーシブル紙は、とてもしっかりしていて丈夫。
リバーシブル紙の包装紙 10枚セット ¥798
どちらの柄も折り紙もあります。
写真では、良さが伝えきれず、残念。
本当に素敵な紙!
私は紙が大好きなので、ぜひ、本物のクライスター・パピアも見てみたいです。
このほかにも紙ものを多数入荷しております。
ぜひお手にとってご覧くださいませ。
宮薗
クライスターパピアというのは、ドイツでは歴史のある物なのですか?
返信削除クライスターパピアは、ヨーロッパの中世から伝わる紙染めの技法で染められた紙なので、その歴史は古いのではないかと思われます。私も実際にその紙を見た事がないので、詳しくはお伝えできないのですが。。。日本でいうと、手漉き和紙のような伝統技法で丁寧に作られた紙、というイメージでしょうか?また勉強しておきます。
削除海外の伝統技法も面白いですね。
返信削除勉強になりました。
ありがとうございます。