2011年7月26日火曜日

練り込み技法

この前、ご紹介した酒井美華さんの器は「練り込み」という技法です。
今日はそのやり方をちょっとご紹介したいと思います。


《酒井さんの器のbundouの場合》

⒈ 白土と色土をそれぞれ長方形に。  

⒉ 白→色→白→色の順で重ね、正方形にカット。

⒊ カットしたものを「分銅」の形にし、円になるよう並べる。

⒋ 隙間を圧縮し、1週間ほど寝かせる。

⒌ 5mm厚でスライスし、型にかぶせ成形。

⒍ 型から外し、乾燥させ、仕上げ→素焼き→釉掛け→本焼きをする。

⒎ 完成

と、絵付けじゃないので、すごく手間のかかる作業なんです。

器の出来上がるまでの行程がわかると、なんだか情がわいてきませんか。

作家さんは、どの方も本当に良い方達ばかりで、器を使ってるだけで
なんだか心が洗われるような気さえしてきます。

これからも作家ものを増やしていこうと思っています。
あなただけの1点物をみつけにいらしてください。











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