2012年3月8日木曜日

春をとどけようプロジェクト

3.11。
忘れてはいけない東北地方太平洋沖地震がおこった日。
あれからもうすぐ1年が経とうとしています。
被災されました方々には心よりお見舞い申し上げます。

今、そして未来に向けて、「日本の伝統工芸を元気にする」という
ビジョンを掲げる中川政七商店が「春を届けようプロジェクト」を行います。
「春を届けようプロジェクト」では、東北でものづくりをされている方々と協力して商品を作り、
その売り上げの一部を、春に被災地に咲く桜の植樹にあてさせていただきます。

それらの製品をご紹介いたします。




東北お菓子缶 各¥893

















(左上から時計回りに)岩手のごまつぶし、青森のりんご飴、宮城の酒蔵飴、
福島のべっこう飴、秋田のなまはげ諸越、山形のさくらんぼ飴。




















ロゴが入った蝶つがいの缶に、東北のお菓子職人により昔ながらの製法で手作りされた
お菓子を入れています。





小久慈焼き 親子茶碗  ¥5040

















味わい深い白い釉薬と、しっとりした手触りが印象的な岩手県の小久慈焼き。
ろくろで一つひとつ仕上げられたお茶碗は、オリジナルのやさしい丸みが手になじむかたちです。
使い勝手はもちろん、骨董品ではない日々使う道具の美しさがあります。





















会津木綿 ギャザーポーチ、ミニバッグ  ¥1365/¥2100

















福島、会津若松市で会津木綿を織り続けている原山織物工場に、
オリジナルの7色の会津木綿を織っていただきました。
みつけた人に幸せが訪れるという虹。
東北を支援する人々との心の架け橋になってほしい。
みんなの心に希望をうつす虹のような生地を、という思いで作られました。
代々受け継がれてきた生地を現代の暮らしの中でお使いください。





刺し子織りの香箱  ¥893

















東北の農村で盛んだった刺し子。
それを機械織りに応用したものが、福島県、三和織物の大峡さんの「刺し子織り」です。
機械織りといえど、旧式の機械を調節しながら織るので、片時も目を離さずいつも織りを見守らなければなりません。
こちらは震災の影響が大きく、しばらく仕事ができない状態でしたが、
今は工場を移し少しずつまた織ることを始められました。
「仕事ができることが嬉しい」と前にも増して意欲的な大峡さん。
大切に生み出された貴重な布、その端切れで香箱を作りました。




こけしだより  ¥1050

















東北6県のこけし型葉書セットです。
封筒に入れて定期便か、そのまま定形外郵便でお送りいただけます。
台座が付いているので立てて飾る事ができます。




多くの日本人は、ほころび始めた桜を見て春の訪れを知ります。
力強く咲く桜が、春の訪れ(=復興)のシンボルとして、被害者の方の心の支援の
一助となれるようにと願います。
今、私たちにできること。
皆様の復興を願う気持ちを、桜に込めて
「春をとどけよう」






: inoue






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